平成20年度新人戦東日本大会報告

花月園競輪場で行われた新人戦東日本大会の結果を報告します。
慶應義塾大学は8人出場。2年生が4人、1年生が4人でした。
プログラム順に出走選手と結果を報告します。

スプリント
・井本  13"22
・佐々木 13"70
ポイントレース
・大竹  DNF
ケイリン
・田中  7着予選敗退
1kmTT
・吉川  1′24"95 25位
・有澤  1′18"79 20位
・木下  1′25"31 26位
・岩井  1′23"84 24位

以上です。

自分はひざをやって以来、高校からずっとサポート、主務として数多くのピストの試合を見てきましが、慶應大学の自転車部には「負け犬根性」と「卑屈さ」が身についてしまっている気がします。部がそういう雰囲気なので、新規で入った1年生もそういった感じになっている気がします。ケイリン、ポイント等の競技種目は、足らない足を戦術でカバーし、戦略的勝利を狙うといった種目のはずです。にもかかわらず、事前に考えた戦術を取る前に卑屈になり、「慶應だから相手に譲らないと申し訳ない。」などと考え、勝利どころか戦術すら捨てているケースを数多く見てきました。

ろくにピストやったことないやつが言うのもエラそうかもしれないですが、一番必要なのは口先だけの精神論ではなく、「本当の意識改革」だと思います。「やる気」「根性」で足をカバーする前に、根底にある「負け犬根性」をどうにかしないと、試合になりません。高校に勝てないのも、設備、環境に加えてその精神力の差だと思います。あまりにも高校に対しても「卑屈」になりすぎです。


「意識改革」といった点でもうひとつ。
今日は慶応は早めに引き揚げました。自分はタイムを取りに行っている間に、引き上げられてしまい、その上にミーティングまで終わりかけていたので、主将・主務・部員の総意のもとでの撤退と考えて、帰路につきました。
しかし、その後だいぶ経ってからその行動はどうかという疑問が出ました。自分は、その時にその考えが出なかった以上、あとからいくら言ったって、どうしようもないと思います。むしろ、あとから追求することによって反省したという甘えだと思います。
自分がいちばん腹がたったのは、自分は乗れない以上、その他のことで部に貢献するのが義務と考え、タイムをうつしていました。にもかかわらず引き揚げた上に、ミーティングも終わらせた。そして、あとでの「反省」には他大に対する事ばかりで、普段からいってる「仲間」に対しては何もない。
僕はそこに対外的な表面ばかり気にし、自分たちに関してはあまり深く考えない慶応大に心から腹がたちました。



長くなりましたが、今後このようなことがないようがんばりましょう。
「意識改革」を念頭において今後も上を目指していきましょう!
自分はまず体の調子を戻し、本来のあるべき姿に戻ります。それまでは全力でみなさんのサポートをするつもりです。


渋沢俊之介